(本記事は、図解 Advent Calendar 2020 12/2のために執筆しました)
図解についての本を読むと、いろいろな図解表現を目にします。
更に複数の本を読むと、著者によって使用いている図解表現も異なります。
以下は、その一例です。
では、いったい幾つぐらいの図解による表現があるのかを調べてみました。
以下の表は、縦軸に著者とその著書を取ります。一人の著者が複数の著書を出している場合は、2冊までを調査しました。同じ著者でも、使用している図解が異なる例も、見られました。
横軸には図解表現を取ります。同様の図解表現を同じ列に並べました。なお、同じ図解表現でも、著者によりその名称はマチマチでした。
同じ枡に入っている図解は、類似の図解表現の意味です。
「論理的な思考による情報の構造化」と「直感的な表現として図解による視覚化」を融合させたコミュニケーション技法の「ストラクチャードコミュニケーション」は、この上位20%の図解表現を使用しています。
個々の図解表現については、10個の基本構造のページを参照ください。