(本記事は、 図解 Advent Calendar 2021 12/24のために執筆しました)
ストラクチャードコミュニケーション協会では、図解書籍のカオスマップの作製を検討しております。そこで、既存のカオスマップを調べていたら、いくつかの構造で表現されていることが分かりました。以下、紹介します。
並列
カオスマップの対象を、それを構成する要素に分類したパターン。
多くのカオスマップが、並列の構成で表現されています。
以下に、事例を紹介します。
配置
カオスマップの対象を、二つの軸で配置したパターン。
以下に、事例を紹介します。
順列
カオスマップの対象を、バリューチェーンや作業工程という時間軸を主に分類したパターン。
以下に、事例を紹介します。
相関
カオスマップの対象を、要素間の関係を基に分類したパターン。
以下に、事例を紹介します。
交差や包含
カオスマップの対象を、交差や包含などの集合家計で分類したパターン。
以下に、事例を紹介します。
このように、カオスマップを作る際の分類には、いろいろな構造が使われています。
これは、ある意味当たり前で、作者がカオスマップの対象をどのように捉えているがが現れている。これは、同じカオスマップでも、作者によってカオスマップの構造が異なることがあることを意味する。
なお、カオスマップのつくり方については、以下を参照すると良いだろう。